ウェブページ・PDF 資料を参考文献に書くときの書き方

更新日 2026-10-07

ウェブページは、書いた人(または載せている団体)・年・ページの題名・URL に、自分が見た日付を添えて書きます。著者が書かれていないときや PDF 資料の場合も、例で確かめます。

ウェブページで書く情報

ウェブページを参考文献に書くときに要るのは、次の 5 つです。

  • 著者名:ページを書いた人。書かれていなければ、サイト名(ページを載せている団体の名前)を使います。
  • 年:ページが公開された年か、最後に更新された年。
  • ページの題名:そのページの見出し。サイト全体の名前ではありません。
  • URL:そのページのアドレス。トップページではなく、読んだページのものを書きます。
  • アクセス日:自分がそのページを見た日付。

ウェブページを参考文献にしてよいか、URL やアクセス日をどう書くかは、提出先(大学・学部・ゼミ・投稿先)に規定があればそちらを優先してください。

基本の形と、形式ごとの違い

人文・社会系の卒論で多い和文一般形式では、著者またはサイト名、括弧に入れた年、「」で囲んだページの題名、URL の順に書きます。最後に全角の括弧でアクセス日を入れ、「.」で終わります。

和文一般形式

みなと市立図書館(2024)「レポートを書くときの資料の探し方」https://www.example.jp/library/guide/report.html(アクセス日:2026年10月7日).

同じページを 4 つの形式で書くと、次のようになります。

形式書き方
和文一般形式みなと市立図書館(2024)「レポートを書くときの資料の探し方」https://www.example.jp/library/guide/report.html(アクセス日:2026年10月7日).
番号方式みなと市立図書館:レポートを書くときの資料の探し方.2024.https://www.example.jp/library/guide/report.html(アクセス日:2026年10月7日).
APA 風 日本語版みなと市立図書館(2024).レポートを書くときの資料の探し方.https://www.example.jp/library/guide/report.html(アクセス日:2026年10月7日).
SIST 02 風みなと市立図書館."レポートを書くときの資料の探し方".2024-04-01.https://www.example.jp/library/guide/report.html,(参照 2026-10-07).

番号方式では、年を題名の後ろに置きます。SIST 02 風では、題名を半角の引用符で囲み、更新日が分かっていれば年の代わりに「2024-04-01」の形で書き、見た日付は「(参照 2026-10-07)」とします。

著者が書かれていないとき

団体のサイトには、ページを書いた人の名前が無いことがあります。そのときは、サイト名を著者の位置に書きます。上の見本はこの形で、「みなと市立図書館」がサイト名です。サイト名はページの一番上や一番下で確かめられます。

書いた人の名前があるときは、その人を著者にし、サイト名を題名の後ろに書きます。和文一般形式では、サイト名と URL の間を「,」で区切ります。

大野拓也(2023)「地域の古文書を読む」みなと市郷土資料館,https://www.example.jp/museum/column/komonjo.html(アクセス日:2026年10月7日).

著者もサイト名も分からないページは、だれが書いたものか確かめられません。参考文献に使う前に、ほかの資料を探してください。

年とアクセス日の扱い

年は、ページに書かれた公開日か更新日から取ります。両方あるときは更新日の年を書きます。ページの下にある「© 2026」のような表示は、そのページを書いた年とは限らないので使いません。

年がどこにも書かれていないときは、年を書かずに空けておきます。文献そろえでは、年の欄が空なら括弧ごと省いて出力します。

ウェブページは後から書き換えられたり消えたりするので、いつの時点の内容を読んだかをアクセス日で示します。何度も見たページは、内容を最後に確かめた日を書きます。和文一般形式・番号方式・APA 風 日本語版では「(アクセス日:2026年10月7日)」、SIST 02 風では「(参照 2026-10-07)」の形です。

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PDF 資料の書き方

官公庁や団体がサイトに載せている報告書・統計・計画書などの PDF は、ウェブページと同じ形で書きます。

  • 著者:資料を出した団体や部署の名前。表紙か最後のページに書かれています。
  • 年:資料の発行年。
  • 題名:表紙に書かれた資料の名前。ファイル名ではありません。
  • URL:PDF そのもののアドレス。

みなと市環境課(2022)「みなと市緑地保全計画」https://www.example.jp/kankyo/ryokuchi-plan.pdf(アクセス日:2026年10月7日).

PDF で読んだものが雑誌論文や本であれば、ウェブページとしてではなく、雑誌論文や本の形で書きます。誌名・巻・号・ページが PDF の 1 ページ目に書かれていれば、雑誌論文です。

文献そろえでウェブページを入れるとき

URL を貼ると、種別が「ウェブページ」で URL だけが入った文献が 1 件できます。アクセス日には今日の日付が入るので、見た日が違うときは直してください。ページの題名・サイト名・著者・年は URL から自動では取得しません。ページを見ながら手で入れます。

URL は、ブラウザのアドレス欄からそのまま写します。長くても途中で切ったり、行の折り返しに記号を足したりしません。入力した文献はブラウザの中だけで処理し、サーバーには送りません。

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よくある質問

Q1アクセス日は、いつの日付を書きますか。

そのページの内容を最後に確かめた日を書きます。提出の直前にもう一度開いて確かめた場合は、その日付にします。

Q2ページに年が書かれていないときはどうしますか。

年を書かずに空けておきます。文献そろえでは、年の欄が空なら年の括弧ごと省いて出力します。

Q3URL を貼れば、題名も自動で入りますか。

入りません。URL とアクセス日だけが入った文献ができるので、ページの題名・サイト名・年は手で入れてください。

Q4PDF で読んだ論文は、ウェブページとして書きますか。

雑誌に載った論文なら、雑誌論文の形で書きます。書き方は雑誌論文を参考文献に書くときの書き方を見てください。

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